ピノとお別れの時がきた(1)

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    8月24日、ピノが旅立ちました。

     

    突然のことでなかなか気持ちが落ち着かずでしたが、

    1週間が経ち、ようやくブログに書くことに。

     

    どんな風に書こうかな・・さらっとしたものにしたほうがいいかなって思いましたが

    私にとってブログは日記的なところもあるので、詳しく書いてみようと思います。

     

    大切な家族である愛犬の最後について、気になる方もいらっしゃると思います。

    ご参考いただけたら。

     

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     

    今年の7月。

    去年の秋と同様に肺水腫でお腹、そして後ろ足までパンパンに膨れ、

    今度は水圧で毛細血管が切れて赤黒くなり、歩けなくなったピノ。

    (心臓病で2年前から投薬治療中)

    病院に行って、「内出血はまだいいが、皮膚が破けて出血してしまうと

    細菌が入りやすいので要注意」と。

    利尿剤の薬を増やすというシンプルな療法以外になく、

    またしても最後を覚悟して薬の量を増やす。

    そしたらみんなの心配をよそに、なんと次の日から歩けるまで足がすっきり。

     

    そのあとはずっと調子が良くて、風船みたいなお腹もみるみるスッキリ。

    心臓も肺も治るはずがないのにどうしたのかな?と不思議に思いながらも

    家族で幸せな日々を過ごした。

     

    8月24日。

    いつも通りの朝を迎えたけど、9時くらいに母が「フラフラしてるよ!」って。

    見たらバランスがうまく取れてない。

    慌てて抱き上げて、様子を見て。ちょっと戻ったようなので、

    下ろしたら一人でテクテク歩いて行って、朝ごはんを食べた。

     

    私のところにまたやってきたので、抱き上げてしばらく膝の上。

    一旦ピノのベッドに下ろしたら、やっぱり体が揺れている。

    体はいつもより体温が低く、舌がちょっと出ている。

    念のため病院に行く準備をする。

    しばらくするとトイレに駆け込み、踏ん張るけど汁しか出ない。

    でも出したいみたいで何度も頑張ってるうちに力尽き、

    トイレの上にヘタリ込む。これを何度も繰り返す。

     

    ふと、先々月に亡くなったご近所のワンちゃんの

    最後の日の状態に似ていること思い出す。

     

    病院に電話したら、すぐ来てというので、母が抱いて、私が運転して病院へ。

    何度も不安がって私を求めるけど、

    運転中で言葉と頭を撫でてなだめることしかできない。

     

    病院でもピノは薬を飲もうとしないので、注射をしてもらう。

    体温は35.5度しかない。(犬の平均体温38度)

     

    レントゲンを撮ってもらうと、心臓も肺も綺麗だという。

    「脳かもしれない。」と先生。

    確かに去年は前庭疾患やってるしね。でも脳なら何もできない。

     

    嫌がるピノをみんなでなだめて処置をしてもらってる間にどんどんピノはぐったり。

     

    でもなぜか私は、また復活すると思っていたの。

    もう何度もお別れの言葉を伝えては元気になってたし。

    今回もきっと大丈夫!って。

     

    怖がりのピノには入院はさせられないので、家に連れて帰ることに。

     

    「体温が下がっているから、ホットカーペットや暖房で体の温度を

    38~39度にキープさせて。下がったら終わりです。」と先生。

     

    その日は36度予報の猛暑日。

    これはホットカーペットだけでなんとかなりそうかな。

    お尻から少し漏らしていたので、大きなトイレシートに乗せてもらい、

    抱きかかえるのではなく、そっと母が横たわったピノを腕に乗せてまた車で家に。

     

    その日は打ち合わせがあったので、大急ぎでピノに暖かいベッドの用意をした後

    その場を離れて、打ち合わせの相手にキャンセルの連絡をしていたら

     

    母が飛んで呼びに来て

     

    「ピノの心臓が動いていない」って。

     

    慌ててそばに行って抱き上げたら頭はだらんとし、目は瞳孔が開いてみるみる白くなり

    口半開きの口から舌がだらりと。

     

    もうどう見ても・・・もう何をしても無駄だと悟った。

     

    その瞬間、なぜあの時抱きしめてあげなかったんだろう?ってすごく後悔した。

     

    泣きながらピノの虚ろな目と口を閉じさせようとするけどうまくいかない。

    でも少し開いてるけど、さっきよりは随分いい感じになった。

    ピノの亡骸をベットに戻したら、私の足にはピノのお尻から出た血の塊がついていた。

     

    そしてまた打ち合わせ先に、キャンセルは撤回すると連絡を入れてピノの元へ。

     

    見たらピノは眠っているよう。

     

    ・・・まだ生きてるんじゃ?って、はやる気持ちで抱き上げるも、

    やっぱりそうではなかった。

     

    父はピノを撫でてくれたけど、

    「夏は腐るのが早いから早く焼いてもらえ」と

    使い古したボロくて小さい段ボールを眼の前に出す。

     

    あり得ない。。。

     

    私が泣きながらピノの小さな体をさすってる横から父の手が出て来て、

    メジャーで体のサイズを測り始めた。

    「ゴミ置場にいいサイズのダンボールがあるだろう。」だって。

     

    ゴミ?・・・でも、ショックすぎて涙が溢れて怒ることもできない。

     

    母がそっとせっかちな父の行動を止めてくれたのでホッとした。

     

    父に勝手なことをされないうちに。と、母とペットの葬儀場をネットで探す。

    以前知り合いから葬儀のことを聞いてたので、その人にも情報を求めた。

     

    自分の精神状態が読めないので、送る気力のあるうちに。と

    犬友達に訃報を知らせた。

     

    焼いてもらってもお骨は家に置いておこう。ということになり、

    他の子と一緒に焼かれてごっちゃにならないよう、立会うことができるものにし、

    ペット用の葬祭場に電話でスケジュールの確認をする。

     

    26日を候補日にし、姉にもlineで連絡した。

     

    そして私は夕方打ち合わせに向かった。

     

    目が真っ赤以外は普通に打ち合わせができたけど、

    状況を知っている相手が心配して、「大変だったね」と声をかけられたら

    泣きそうになり話をそらしてしまった。

     

    終了後、一人になって帰りの電車でまた泣きそうになりながらも

    なんとか堪えて家に戻ると、部屋の温度は27度で冷えていて、

    ピノのベットもすっぽり入る綺麗なダンボールがあった。

    姉が用意してくれたらしい。

    そしてそこに母が白い紙を張ってくれて、棺らしい感じにしてくれた。

     

    でも「早く保冷剤で凍らせないといけないからフタがあったほうがいいのよ」

    の言葉に私は涙が溢れてしまい、子供みたいに言葉にならない声で

    「今夜だけは・・一緒に・・・」まで言ったら

    「当然だよ!今夜は箱に入れなくてもなんとかなるから」と母が言ってくれて

    その夜はベットで寝てるみたいなピノをずっと眺めて過ごした。

     

    気持ちは冷静だけどちっとも眠くない。

    いい加減寝なくちゃ・・・と寝ようとするも、父のいびきに苦笑する。

     

    することもないので、親しい友達にも報告をする。

     

    何度もピノの頭を撫でた。

    毛が生えてるから冷たさはさほど感じなくて、本当に眠ってるみたい。

     

    ーーーーーーーーー

    (2)へ続きます。

     

     

     


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